年末をお過ごしの皆さん、こんにちは!クロスカントリー部門4年の上田です。
12月25日に行われた名寄大会のご報告です。
今シーズン初のレースとなった本大会には、男子4名、女子1名が出場しました。
その名の通り北海道名寄市で開催されます。
筆者は道外出身なので名寄がどこにあるか分からず、Google Mapsで検索することに。
遠いな…
と漏らしてしまいました。
(でも実は高速に乗れば意外とすぐ着きます😊)
大会は朝から開かれるので、前泊して備えます。
思わぬ形でクリスマスの2日間を奪われることになり、皆少し不満げな様子。
出場すると決めた以上は気合を入れて臨みます。
レースはその準備から始まっています。
前日に会場へ行き、テントを設営しました。
このテントは先日購入したもので、初のお披露目となりました。 ご支援くださった先生方、本当にありがとうございます。 テントでは、主にスキー板の手入れをするのに使います。 テントがなければ、雪が深々と降る中で凍えていたことでしょう。 大会で使用するコースは2.5kmのコースを使用し周回するような形式です。 下見に行くと、坂を登った先にはとんでもない下り坂が。 ゆっくり滑ったつもりなのにどうしても転んでしまいました。 諦めずにもう一回。 やはり転倒。 コースを滑っていた他の選手も 「あの坂はやべえや」 と口を揃えます。 中にストックのポールを折ってる人もいたようで、不安しかありません。 宿に帰ると、まずは大会で使う板の手入れをします。 宿にはワックスルームがあり、大会用の高〜いワックスを塗りこんでいきます。 料理のスパイスは愛と言ったものですが、ワクシングのスパイスはなんだと思いますか? 愛です。(板への) 1秒でもタイムを縮めるために、いつもより一層真剣にワクシングします。 その後はお風呂に入りご飯を食べ就寝。明日に備えます。
夕食のカツ丼、ゲン担ぎです。 大会当日。 本大会は30秒間隔での出走なので、準備のタイミングはバラバラ、あとは個人の勝負です。 まずは一周下見に行き、件の下り坂を確認します。 なんとか転ばずに成功。 本番はどうなることやら… 選手が順次出走していきます。 筆者は準備に手間取ってしまい、焦り気味で招集所へ。 ピリピリした雰囲気の中、準備をしていると札医一人目の出走。
その約7分後に筆者も出走。 男子は10km(4周)です。 その日はすごく板が滑る雪であった上に、普段よりよく滑るワックスであったため、なかなか板のコントロールが難しい。 普段の滑りができない。 速い選手にどんどん抜かれるが、精一杯食らいついていきます。 上りも思っていたよりもキツく、周回を重ねるごとに脛がパンパンになります。 そして最後の4周目へ。 なんとか坂を登り切ると「やべえ坂」が待っています。 それまでの3周は転ばずに滑れたが、疲労が溜まった4周目はどうだ。 大転倒。 レースで一回転ぶと30秒ロスすると言われています。 悔しい気持ちでいっぱいでしたが、急いで立ち上がりレースに戻ります。 その後も実は一回転んでしまいましたが、なんとかゴール。 他の選手との圧倒的な技術の差を痛感しました。 体力に余力があったこともあり尚更悔しい。 その後も全員がゴールし、男子が終了。 あとは女子のレースを応援します。 尾金(3年・クロカンチーフ)は初めての出走。 頑張れ! 女子は5km(2周)です。
頑張りが見れて先輩は嬉しかったです。 はじめは出場するか迷っていた彼女は、出て良かったと言っていました。 札医は東医体を目標にしていますが、このような大会に出ることも重要です。 部内レースだけでは得れないものもあります。
それぞれ課題が残る結果になりましたが、練習を頑張っていこうと思います。 次は翌年1月4日に行われる旭川大会に出場します。 今後ともご支援・ご応援よろしくお願い申し上げます。 それでは、良いお年をお迎えください。
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